今日か明日、また誰か飲酒運転で死ぬ
23年前の1996年には年間で1300件あった死亡事故数から、法律の厳罰化により現在は年間198件まで抑え込まれている。
しかし、それでも毎年飲酒運転で198人が亡くなっている。約2日1人なくなっている計算だ。
また今日か明日、誰かが死ぬ。
そして一番深刻なのは、法整備の厳罰化に伴い年々下がってきた死亡事故は、近年減少の傾向が見られず法律により死亡事故数を下げていくのはもう既に難しい世界になってきた。
そんな中、少しで飲酒運転を減らさなければ行けない。
飲酒運転0を目指し、戦い続ける
茨城県運転代行協会 中山 一夫氏に
myKeeper取材チームが直接取材してきました!

こんにちは!myKeeper 取材チームの青山です!
本日はよろしくお願いいたします!
本日はよろしくお願いいたします!

よろしくお願いします。
茨城県運転代行協会の存在意義

まず初めに、そもそも茨城県運転代行協会はどういった活動をしているのですか?

我々のミッションは、運転代行業界と共に飲酒運転根絶を実現していくことです。
そのために、イベントなどで飲酒運転撲滅の啓発運動を行ったり、飲酒運転根絶を考える会シンポジウムを開催したり、また、運転代行業界を改善するために様々な運動を行ってきましたね。

なるほど、こういった啓発運動、運転代行業界の改善などから飲酒運転0へのアプローチをしているんですね。

そうです。やれることは沢山ある。市民を巻き込んでやれることはないか?そう考えた時、イベントなどの啓発活動などにより市民と共に考えたり、何か少しでも出来ることはないかと試行錯誤しています。


中山 一夫氏が考える飲酒運転0への戦略

因みになぜ、祭りなどやイベントで啓発運動をされているのですか?
お酒を飲んでいる人とかも少なさそうで、どちらかというと居酒屋帰りの人が飲酒運転してしまいそうですが。。。?

確かに、その場で直接飲酒運転をして帰る人は少ないかもしれません。
ただ、今回私達がアプローチしてるのは大人だけでなく子供をターゲットしています。

子供ですか?

はい。大人達にメッセージを投げかけるのもいいですが、同時に子どもたちが喜びそうな缶バッジやマスコットキャラクターなど渡して、子供たちから大人たちに飲酒運転を撲滅を訴えてほしいんです。
僕たち大人が訴えるより子供たちが訴える方が感情に響きますからね。

なるほどなるほど。(めちゃくちゃ考えられている。)

因みにこちらがマスコットキャラクターや缶バッジです。
これとても可愛いでしょ?

(ちょっとコワモテの中山さんがゆるキャラを見て笑っている。微笑ましい。)
協会は何を成し遂げてきたのか

沢山の活動されてきたんですね。それでは、これまでの実績を教えていただけますか?

そうですね、新聞などのメディア掲載等もありますが、一番大きな実績は茨城県の飲酒運転数をワースト1位から8位にしたことですね。

茨城県はワースト1位の座をずっと守ってきたイメージですが、まさかそれを8位にしたんですね!
これはすごい活躍ですね。

いえいえ、まだ8位と全国でみると上位の中にいるのでこれからが本番です。

(とてもストイックだ)

飲酒運転は殺人行為です、僕たちの役割はこれからだと思っています。
協会のこれからのこと

これからどんな活動をされていく予定ですか?

先程いった、飲酒運転撲滅の啓発活動は勿論ですが、新たなメイン活動は2つです。
・運転代行業者のドライバー保護
・行政の取り組み
の改善をしていこうと考えています。

なるほど、これは今までになさそうな活動ですね。運転代行業者のドライバー保護について詳しく聞かせて頂けませんか?

はい。メインの活動としては、サービス価格を上げていくこと狙っています。
運転代行業界は現在、価格競争に陥ってしまいドライバーの賃金に大きな影響がでています。
ドライバーの賃金が減り続ければ、過酷な労働環境になり、サービスの質の低下や最悪はドライバー自体が事故を起こしてしまいます。
この状態を脱却するために協会に入っている業者に関しては、サービス価格を上げ賃金を上昇を狙い、また、それだけではなくサービスの向上を行っていきたいと考えています。

なるほど、確かに業者数は14年前に比べると200%上昇していとんでもない数になっていますもんね。
ユーザーとしても価格が一定だと、逆に安心するかもしれませんね。因みに具体的にどんなサービス向上を狙っていきますか?

営業者にメーターの設置等を促して、実車中もどれくらいの料金がかかっているのか確認できるようにしたり、業務効率等行い、利用者に様々なサービス還元を考えています。

なるほど。社会課題と業界課題にとても真摯に向き合っていますね。

はい、社会課題では主に飲酒運転撲滅と向き合っていますが、地域の課題などもこれからも取り組んでいこうと考えています。

とても素晴らしい活動ですね。情熱的に社会課題や業界問題に取り組んでいる姿がとても印象的でした。
本日は有難うございました。
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