運転代行ってどんな職業なんだろう?
お酒を飲まない人にはあまり馴染みがありませんが、近年、地方でニーズが急上昇しているのが運転代行。
今回は運転代行がどんな職業なのか?徹底解説を行います。
運転代行はどんな職業なのか?の結論
運転代行とは、飲酒などの理由で自動車の運転ができなくなった者の代わりに運転して、自動車を目的地に送るサービスです。
例
貴方はお酒を飲んでいます。お酒を飲んだ方は、飲酒運転になるため車の運転はできません。
この時、運転代行業者の2組(AさんとBさん)が貴方を迎えにきて、
2組の1人が、貴方が貴方の車にAさんと一緒に乗り運転、Bさんがその後ろを追いかけています。
どんな人がなれるの?
この時、2人組の運転代行業者が登場しましたね。
Aさんは貴方の車を代わりに運転した人。
Bさんは後ろから追走してくる人です。
この2人は必要な資格やスキルが違ってきます。
利用客の車を運転する際には二種免許が必要になります。タクシーの運転手が持っている免許と同じで人を運ぶ事を目的とした商売には必須の資格となります。
運転スキル
これは当たり前ですね。一度事故をしてしまえば、もう二度と呼んでくれない可能性が高いです。
安全運転ができるか?イレギュラーなことが置きたら対処ができるか?
事故起きてからでは遅いです。安全に運転できないよという方はオススメしません。
接客スキル
運転代行で運転技術の次に必要なスキルかもしれんません。
お客様に不快な思いをさせずにお帰りいただく、またご要望をお聞きし満足をさせていくなどなど。。。
中には車の中で吐いてしまう人もおられます。車をとめて水を買ってあげたり、空気を入れ替えたりしたりと、高度な接客スキルが問われます。
普通自動車第一種免許所持者
Bさんは随伴車に乗って(Aが運転しているお客様の車を追走)するだけのため、一般の方が持っているような免許で問題ないです。
運転スキル
Aさんのスキル内容と同じですね。
接客スキル
たまに随伴車役だからといって接客スキルがいらないと思われがちですが、お客様のご自宅に付いた際、お礼をいったりすると好印象で、また頼んでくれる可能性がぐっと上がってきます。
リピート率があがれば年間の売上が大きく変わります。Bさんにとっても重要なスキルです。
運転代行の仕事の流れ
では、実際どのような仕事内容を行っているのか一日の流れを解説していきましょう。
STEP 1 出勤
自分の会社や待機場所に出勤。
待機場所の場合は無線か電話で連絡する場合が多い。
STEP 2 事前チェック
AさんかBさんが車の安全チェック
STEP 3 待機
オーダーが来るまで待機
SETP 4 オーダー受信
お客様からオーダーがあれば、
車内に取り付けられた無線 or 配車センターの方からオーダー内容を聞く。
この時、忘れないように
-どこの飲食店に向かうのか?
– お名前は誰か?
-お客様の電話番号
など必ずメモしておきましょう。
Bさんがメモをして、Aさんが現場に向かう為に運転をするという流れが効率的です。
STEP 5 お客様と合流
Aが車から降り、お客様と合流しお車へ移動
Bは随伴車の運転席へ移動(走行距離を測る必要がある場合は、車のトリップメーターを0にする)
STEP 6 実車開始
A お客様からどのルートからいくべきか確認したり、ご気分悪そうなら様子を伺ってみたりする。
会話をしたくなさそうな場合は、無理に会話をしない。
B、車間距離に気をつけて、Aの後を追走していく
SETP 7 目的に到着
いくつかの作業があります(会社によって異なります)
①車庫入れの場合必ずBが駐車場所に障害がないか確認する
②何キロ走行したかメーターの確認
③合計利用料金をお伝え支払い
④お客様に感謝を伝え随伴車に戻る
⑤帰社もしくは次のお客様へ
細かな作業などは抜いていますが大まかな流れはこのようになります。
どれくらい儲かるの?
運転代行の平均年収
250万円~325万円
- 20代の給料:18万円
- 30代の給料:22万円
- 40代の給料:24万円
と言われていますがピンきりです。
筆者の知り合いで夫婦経営している方は、
毎日働いて年売上700万~800万と言っている方もいます。
経費差し引いて500万から年収600万ほどでしょうか?
また、AさんかBさんでも所得は違ってきます。
Aさんの場合 平均時給1500円~2000円ほど
Bさんの場合 平均時給 900円~1500円
一番、儲けやすいのは
週末に運転代行で稼ぎ、平日は本業を行うというやり方です。
例えば、金土は稼ぎ時でBさんでも明け方まで仕事をすれば日当一万円の場合もあります。
一ヶ月で毎週、週末に出勤するとなると8万円も所得が上がることを想像するとかなり楽になりますね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今日は運転代行がどんな仕事なのかどれくらい設けることができるのかなど解説してみました。
筆者のおすすめとしては、副業で稼ぐというのが一番コスパがいいと考えます。